先日、ようやくレストアが完了しましたと発表したデモンタですがちょっと手直しです。
と言うのはライト用の電池に写真用のリチウムイオン電池をフロントフォークのコラムの中に内蔵すると言う方法で使うことにしていたのですが、いざステムの高さ調整をしようとすると電池が当たってステムが下がってくれません。
私が乗るのであれば高さはちょうどよかったのですが、私より小柄のマイミクさんには少し高くなってしまいます。
配線が短くて楽だったのですがコラム内への内蔵をあきらめ、やはり当初の予定通りトップチューブ内に内蔵することにしました。
なかなか適度な電池ボックスにできるものが見つからなかったのですが、別件で日本橋に行った際に単4 2本で点灯するLRDペンライトを見つけました。
太さも丁度良いようでこれを電池ボックスに利用することに。
あと、固定はアルミのバーエンドを使うことにしました。

ライトを一旦バラバラにし、バーエンドのワッシャを介してライトと固定します。
ライト内部のプラス端子にコードを外に出しておき、マイナスは本体にアースできるようにしておきます。

この状態でデモンタのジョイント部からトップチューブ内に電池ボックス代わりのライトを差し込みます。

奥まで差し込みバーエンドのボルトを締めるとゴムが膨らんで電池ボックス代わりのライトがトップチューブに固定されます。

最後にシートチューブとの干渉を避けてバーエンドの下側1/3ほどを削ってトップチューブが所定の位置まで差し込めるようにし、配線を済ませれば完成です。

次は自転車ではないのですが、デモンタとして輪行する際にはぜひとも欲しい専用輪行袋の製作です。
まずは、自転車をばらし輪行状態にします。

この状態で生地の上に自転車を置き型どりをします。

次は生地を切り抜き、ミシンでぐるりを縫い合わせて袋にすれば完成です。

完成した輪行袋を自転車に被せてみます。
まあ、こんなもんでしょう。これが電車内での姿になります。

そして駅構内などの移動時は袋のタイヤ側の裾をめくりあげ、こんな状態しします。
これでタイヤ側に自転車を少し倒すと自転車を押しながら移動することができるようになります。

さあ、あとは引き渡し当日にマイミクのオーナーさんに実際に跨ってもらってポジションを合わせ、ブレーキレバーの位置合わせをしてバーテープを巻けば本当に完成です。
これでようやく終わり。
今回のレストアは公私ともいろいろな事があってえらく時間がかかってしまいました。
とりあえず完成でほっと一息ですね。。