昨日は少しガッツリ走りたいと思い、本州最南端の潮岬を目指してひたすら走ってきました。
一昨年に一度同じように走ったのですが、その時は前日の飲み過ぎのせいで出発が遅くなってしまい、帰りの電車の都合で白浜で断念したので今回はそれのリベンジです。
帰りの特急「くろしお」の出発時刻が6時43分。それをのがすとその日のうちにかえる事ができなくなってしまいます。
走行時間を14時間と設定し、朝4時に出発しました。
いつもの様にまずは近所の住吉大社にお参りし、道中の安全を祈願。
岸和田城を通過。夜も明けてすっかり明るくなりました。
お天気は良さそうです。
3時間ほどで和歌山城。ここまで65km、順調に走れています。
有田の先で一旦R42を離れて別ルートへ。
少しアップダウンを過ぎると美しい海岸線が広がります。
海岸線が終わると湯浅の町、ここは醤油作りで有名な熊野古道の通る町。
ゆっくりと観光したいところですが昨日は写真だけ撮って先を急ぎます。
ここまで100km。
湯浅の後は交通量の多いR42には戻らず一つ南の県道176号を通る事に。
この道が思いのほか良い道でほとんど車は通らず、かと言って路面がさほど荒れている訳でもないので頂上の「新鹿ヶ瀬トンネル」抜けてからのダウンヒルは本当に気持ち良く走る事ができました。
11時前に御坊に到着。10時40分、130km。少し早いですがここで昼食をとりました。
御坊~紀伊田辺間はアップダウンの続く海岸線の道。
ボディーブローのように足に効いてきます。
前回先に進むのを断念した白浜駅に到着。
時刻は1時半、174km。予定通りです。
白浜から先は初めて走るルート。海が本当にきれいですが170kmを越えてかなり足にきています。
しかし海岸線特有のアップダウンは続くのでペースはあがりません。
210kmを越えてようやく串本町に突入
海を望む景色は変わりなくすばらしい。
白浜以降は足に力が入らず惰性で走っているような感じですが、上りは一番軽いギヤで力を入れずに上り、下りは惰性ながら制動をかけずに下る、これを繰り返していると足を休める事ができたのかこの頃になってまた足が廻るようになってきました。
間もなく潮岬の灯台が見えてきました。
最後は周参見から40kmを休憩なしに走って潮岬に到着。
17時30分、240kmと予定通りの到着でした。
あまりゆっくりしている時間はないので灯台のところで写真を撮り、潮岬のある半島をぐるっと一周して串本駅に向かいます。
18時10分、串本駅に到着。250kmを走りきる事ができました。
もちろん生涯最長距離です。
大阪天王寺まで3時間半の電車の旅、まずはビールでの一人乾杯とお弁当。
あとは朝が早かった事もあって心地よい疲れを味わいながらあっという間に夢の中となりました。
自転車を使って観光地や名所を廻るような旅をするのも楽しいですが、私は今回のようにたまにガッツリ走ってみるという走り方も好きなんです。
仕事や家庭の事でストレスがたまり、もやもやしているときなんかに一日何も考えずひたすらペダルをこぐと結構すっきりするものです。
これからもまた機会を見つけてどこかに出かけてみたいと思います。
今回走ったコースです。(地図をクリックするとルートラボにリンクします)