昨日、29日は最後の西国33ヶ所霊場である谷汲山華厳寺に出かけ、ようやく札所巡り満願を果たしてきました。
天気予報通りのイマイチすっきりしないお天気で、途中スリップによる転倒があったりしましたが、なんとか最後まで走ることが出来て無事御朱印をいただいて来ました。
今回走ったのはこのコースです
詳しいコースはこちら。
先ずは前回走り終えた「JR南彦根」駅からスタート、今回から新しい自転車です。
駅前で自転車を組み立てて走り出そうとしたところ、雨がパラパラ
小雨なのでとりあえずウインドブレーカーを着て走り出しました。
彦根城、今回は横を通過のみ。
米原駅を過ぎて中山道に入ります。
先ずは番場の宿跡
街道沿いにも綺麗に紅葉した楓が目を楽しませてくれます。
次は醒ヶ井の宿
ここは町の中を地蔵川という美しく澄んだ清流が流れ、流れの中には梅花藻が揺らめく美しい宿場町です。
流れ中に揺らめく梅花藻
醒ケ井宿を出たところで中山道と分かれ、近江長岡から関ヶ原古戦場に向かいました。
最初に訪ねたのは石田三成の陣地があった笹尾山
関ヶ原の西部の高台にあって関ヶ原を見渡すことが出来ます。
何も無いですが「強者どもが夢のあと」ですね。
決戦場跡らしい
家康の陣地があった桃配山
観光はここまでであとは終点の華厳寺を目指します。
県道53号から国道417号で揖斐川町へ。
揖斐川町で昼食の後小さな峠を一つ越えれば華厳寺のある谷汲です。
いよいよ終点の華厳寺に到着。
参道前の門をくぐると仲店通りです
参道の両側には土産物屋が並び、紅葉も盛りでもみじ祭りをしていました。
そしていよいよ山門。
山門から寺域へ。綺麗に色付いた紅葉が迎えてくれました。
そして本堂に上がってお参りをし、最後の御朱印をいただきました。
さすがにここは33番目、満願のお寺ということで満願と言う文字にあふれています。
灯籠、石碑はもちろん庭の狸まで。そしてお寺の前の温泉は「満願の湯」だ、そうです。
しばらく寺域内を散策し、帰りにも時間がかかるので早々に引き上げます。
最後は最寄りの養老鉄道「揖斐駅」まで走って走行終了。ここから輪行で帰ることに。
ただ、養老鉄道の電車はサイクルトレインになっていて自転車はそのまま車内に持ち込むことが出来るので、自転車は分解せず大垣に向かいます。
大垣駅からはそのままと言うわけに行かないので、自転車をばらしてJRで大阪に帰りました。
総走行距離 約1,200km、延べ日数16日間。
大したトラブルも無く、無事走り終えることが出来てうれしい限り。
途中、一緒に走っていただいたてっちゃんさんやclickさん、その他にも応援いただいた皆様には感謝の気持ちで一杯です。
本当にありがとうございました。
一つの目標を終えれたと言うことで、これからもまた何か新しい目標を見つけて楽しんで行きたいと思います。
フー、やっとおわった!(^0^)
第33番札所 谷汲山華厳寺
ここのお寺の御朱印は結願札所として花山法皇が詠まれた御製三首の御詠歌にちなんで三つ御朱印が行なわれています。そしてその三つの御朱印は本堂(観音堂)・満願堂、笈摺堂を指して、それぞれ現世・過去世・未来世を意味するものだそうです。
満願堂
笈摺堂