10月に入り、気候も自転車に良い時期となり西国33所巡りの再開です。
今回走った詳しいルートはこちらです。
前回走り終えたJR奈良駅まで輪行、ここからスタート。
三条通りを抜けて興福寺に。
興福寺で朱印を頂くのはこの南風堂です。
朱印をいただいた後は奈良公園を抜けて次の宇治にある三室戸寺を目指します。
車の混雑するR24号を避け、平行する裏道を走って行きました。
途中通りがかったこのトンネル、上は川が流れていました。
秋ですね、綺麗なコスモス
次のお寺は宇治の三室戸寺なんですが、手前にある平等院に少し寄り道、最近改修されと言うことで綺麗にお化粧直しされていました。
平等院から観月橋(宇治橋)を渡って三室戸寺へ。
三室戸寺門前
拝観料を払って石段を上ると朱印を頂く三室堂です。
三室堂を参拝して朱印をいただきます。
朱印を頂いた後は敷地内を散策。
小さな三重塔
紅葉にはまだ少し早いですが、庭園内には色づき始めた葉も
しばし寺内を散策したあと次のお寺、醍醐寺へ向かいます。
30分弱で到着
このお寺は醍醐天皇や豊臣秀吉ゆかりのお寺で、山門をくぐると広大な敷地が広がります。
凛々しくそびえる五重の塔
なんと平安時代の建築で1200年間ここに立っているそうです。
歴史の教科書にも載っている応仁の乱でも焼けなかったそうで、京都で最も古い五重塔だそうです。
その奥にある観音堂で朱印を頂きます。
この醍醐寺、本来はここから1時間程山道を登った上醍醐の准胝堂で朱印をいただくのだそうですが、その准胝堂が落雷による火災で使用できなくなり、代わりにこの観音堂が使われているそうです。
1時間の山登りがなくなり、助かったと言うわけですね。
観音堂横の横にある庭園。
もう少しすると紅葉が綺麗になりそうで、ぜひその頃もう一度来てみたいですね。
今日の予定はここまで、あとは次への繋ぎに滋賀県のJR石山駅まで走ります。
R1号の逢阪峠にある逢阪山関跡、ここはこれまで何度も通りましたがこんな石碑があるのは始めて知りました。
浜大津近く、4両編成の路面電車(京阪)が通ります。
琵琶湖に出ました。
湖岸沿いに南下すると見えてくる近江大橋。
32年前、ここの工事現場で私は現場監督をしていました。
JR石山駅まで走り、駅近くのたこ焼き屋さんで一休み。
駅まで自転車を押してでも行けるようなところなので一人打ち上げしました。
たこ焼きをいただきながらしばし休憩の後駅に向かい、JR石山駅で自転車をばらして輪行で帰宅しました。
前回の霊場めぐりでは走行可能な距離で訪ねる寺の数を決めて5ヵ寺を廻ったのですが、結局時間に追われて駆け足で回ることになり、訪ねたお寺を満足に見て回る時間がなくて本当に朱印を頂くだけになってしまいました。
ということで今回は訪ねるお寺を3ヵ寺にして、一つ一つのお寺に少し時間をかけるようにしたのですが、おかげで、今回は庭園を見たり建物を見たりとお寺の歴史や静かな雰囲気に触れることができて良かったと思います。
これからも少しペースは落ちることになりますがこんな感じで霊場めぐりをやって行くことにしましょう。
9番札所『興福寺 南円堂』
10番札所『三室戸寺』
11番札所『上醍醐 准胝堂』