今週末の25、26、27日と家族で紅葉真っ盛りの信州乗鞍高原と上高地に旅行に行ってきました。
標高が1,500mあたりをウロウロする旅、紅葉に一番良い時期だったようですばらしい景色を楽しむことができました。
今回は自転車抜きの車旅、先ずは名神・東海北陸自動車道を経由して高山から奥飛騨温泉郷に向かいます。
ひるがの高原、標高1,000mあたりまで上って来ると別世界のような紅葉の森が広がります。

自宅から昼食を挟んで5時間程で奥飛騨温泉に到着。
新穂高ロープウェーで標高2156mの西穂高口駅にまで登ります。
めずらしい2階建てのロープウェーが紅葉の山をバックに登っていきます。

頂上の西穂高口駅の展望台に上がるとすばらしい景色が広がります。
普段は午後になると山頂付近はガスに覆われるそうですが、この日はとってもよい天気

ズームするとこちらは西穂高連峰の険しい峰々

そしてこちらは槍が岳、いつかは登ってみたいものです

西の方向には立山・白山の峰が山水画の様に望むことができました。

すばらしい紅葉と景色をしばらく楽しんで下山、一日目の宿泊地である乗鞍高原に向かいました。
この日は小さな民宿のような温泉宿に宿泊。小さいながらも気持ちのよい露天風呂を楽しむことができました。
2日目の朝も少し雲があるもののよい天気。
家内や娘たちの準備が整うまでの間、少し宿の周りを散歩。

乗鞍岳も綺麗に望むことができました。

宿をあとにして午前中は乗鞍高原を散策
車を止めて林の中に入ると、最近このあたりで熊が目撃されたそうで、こんなものがぶら下がっていました。
林の中に入る前にこれを叩いてくださいとのことで遊歩道の途中にもいくつかぶら下げてありました。

善五郎の滝

白樺林の中、落ち葉が敷き詰められた小道

牛留池
水面に映る乗鞍岳が望めるはずなんですが、残念ながら乗鞍岳には雲がかかってしまいました。

休暇村近くにあった珍しい木、どうしてこうなったんでしょうね?

次は休暇村から車で少し移動して三本滝に向かいました。

以上で乗鞍高原の散策は終了、昼食をとって今度は上高地に向かいます。
沢渡の駐車場に車をおいてタクシーで上高地へ。
バスセンターで車を降りてしばらく歩くと有名な「河童橋」、観光客で一杯です。

2日目の宿は「上高地アルペンホテル」
荷物を置いて散策に出かけました。

まず目に飛び込んで来るのが穂高連峰の山々
残念ながら頂上には雲がかかっています

梓川右岸の遊歩道を4キロ程先の明神池までハイキング

森の住人に遭遇。
かなりたくさんの森の住人が私たちのすぐ横を通り抜けていきました。

1時間程で明神池に到着。
明神岳直下の穂高神社奥宮の神域にあるこの池、神秘的な雰囲気の漂う美しい池です。

明神橋を渡って今度は梓川左岸へ

明神荘前から望む明神岳、雲が晴れて頂を見ることができました。

ホテルへ帰る途中にも仲の良さそうな二匹の森の住人、しばらく見ていると

オイオイ 笑

3日目最終日
ホテルを出て荷物をバスセンターに預け、バスで大正池に向かいます。
ここから大正池や田代湿原などを回ってバスセンターに戻るハイキング。
大正池、焼岳の噴火で梓川がせき止められて出来た池です。
以前は水の中に立つ立ち枯れた木が幻想的な風景を作っていたようですが、災害や土砂の流入で立ち枯れの木もほとんんどなくなってしい風景が変わってしまったそうです。

田代湿原、朝日がきらきらと光って美しい光景です

バスセンターに向かう途中、上高地帝国ホテルによりました。
このホテル、26年前のプレ新婚旅行で泊まった思い出のホテル。
家内のリクエストで26年ぶりに再訪です。

ホテルで豪華なカフェタイム。
私はアップルパイのケーキセットをいただきました。

最後は上高地や日本アルプスを広く海外に紹介したウェストンさんに挨拶して今回の旅を締めくくりました。

上高地は私たち夫婦が結婚後すぐに訪ねたところでもあり、そこを流れる梓川は娘の名前のもとにしたところでもあって我が家にとっては関係深い場所。
いつか再訪したいと思っていたのですが今回ようやくその機会があり、しかも紅葉真っ盛りの時期にあたってすばらしい景色を堪能することが出来ました。
子供たちが大きくなってなかなか4人揃って旅行に出かけることが難しくなってきましたが、いつかまた機会を作ってどこかへ行ってみたいものです。