毎日、暑いですね。
まだ梅雨も明けていないというのに、本当に蒸し暑いです。
こんな時は、高いところに限りますよね。
ということでこんなところに行ってきました。
場所は、紀伊山地の北部で桜で有名な吉野山から、数年前世界遺産に指定された熊野古道の奥駈道に沿って南に延びる林道吉野大峰線です。
標高300mの吉野山から1000mまで登り、そのあたりをウロウロする林道で、標高の高さを十分実感できると思います。
http://route.alpslab.jp/fslide.swf?routeid=5fc7a6972f493dbce68215601bbe7fbb
まだ梅雨も明けていないというのに、本当に蒸し暑いです。
こんな時は、高いところに限りますよね。
ということでこんなところに行ってきました。
場所は、紀伊山地の北部で桜で有名な吉野山から、数年前世界遺産に指定された熊野古道の奥駈道に沿って南に延びる林道吉野大峰線です。
標高300mの吉野山から1000mまで登り、そのあたりをウロウロする林道で、標高の高さを十分実感できると思います。
http://route.alpslab.jp/fslide.swf?routeid=5fc7a6972f493dbce68215601bbe7fbb
出発はいつもより遅く8時になってしまい、車のデポ地、道の駅黒滝に着いたのは9時半を過ぎていました。
今日は山岳ルートということでランドナーをセレクトし、ここに車を置いてまずは吉野山を目指します。
今日は山岳ルートということでランドナーをセレクトし、ここに車を置いてまずは吉野山を目指します。
何度か渓流釣りに訪れた黒滝川に沿って走り出します。
地蔵峠(トンネル)ともう一つ小さな峠を越えて40分ほどで吉野山に着きました。
せっかく来たので少し観光していくことに。
地蔵峠(トンネル)ともう一つ小さな峠を越えて40分ほどで吉野山に着きました。
せっかく来たので少し観光していくことに。
土産物屋の並ぶ通りを抜けていくと蔵王堂に着きました。
ここはその昔、源頼朝に追われこの吉野山に隠れ住んでいた義経が、身に危険を感じ奥州平泉に向けて出発する際、愛妾静御前と最後の別れをしたといわれるところです。
ここはその昔、源頼朝に追われこの吉野山に隠れ住んでいた義経が、身に危険を感じ奥州平泉に向けて出発する際、愛妾静御前と最後の別れをしたといわれるところです。
少し散策したのち土産物屋街を後にし、出発することに。
この石碑のあるところから登りが始まります。
この石碑のあるところから登りが始まります。
少し行くと分かれ道に。
出発前の「ALPSLAB route」での下調べで、ここからは勾配のきつい尾根道をさけ、勾配の緩いう回路を通るつもりだったのです。
ところが尾根道入口にある看板を見ると、「尾根道には南北朝時代の遺跡や源義経ゆかりの神社があり、また景色もとても良い素晴らしい散策道です」とのこと。
さしずめ「こっちのミーズはアーマイぞ」といったところでしょうか。
入口の坂はとんでもなく激坂に見えたんですが、まあ少し行けば普通になるだろうとそちらに行ってしまいました。これが大変なことに。
出発前の「ALPSLAB route」での下調べで、ここからは勾配のきつい尾根道をさけ、勾配の緩いう回路を通るつもりだったのです。
ところが尾根道入口にある看板を見ると、「尾根道には南北朝時代の遺跡や源義経ゆかりの神社があり、また景色もとても良い素晴らしい散策道です」とのこと。
さしずめ「こっちのミーズはアーマイぞ」といったところでしょうか。
入口の坂はとんでもなく激坂に見えたんですが、まあ少し行けば普通になるだろうとそちらに行ってしまいました。これが大変なことに。
とにかく行けども行けども激坂の連続です。いまにも前輪が浮きそうになりながら、2~30m進んでは足をついて足を休め、再び走りだす。これの繰り返しで一向に距離が稼げません。
確かに、景色のよいところは、ありました。さっきまでいた吉野の町が見下ろせます。
確かに、景色のよいところは、ありました。さっきまでいた吉野の町が見下ろせます。
わずか1.5km進むのに40分以上かかってしましました。
帰って「ALPSLAB route」で再び調べてみると、この区間の平均勾配は14%近くありました。
きついはずです。
ようやく吉野水分神社に到着、ここは源義経が隠れ住んだところだそうです。
帰って「ALPSLAB route」で再び調べてみると、この区間の平均勾配は14%近くありました。
きついはずです。
ようやく吉野水分神社に到着、ここは源義経が隠れ住んだところだそうです。
地図を見ると、ここからは少し勾配も緩くなりそうです。
しかし、平均8%以上。まだまだきつい道です。
しかし、平均8%以上。まだまだきつい道です。
金峯神社の少し手前で迂回路と合流、ここまでが吉野奥千本といわれる地域で、ここから林道が始まります。
上りばかりの道をひたすら走り、青根ヶ峰に着きました。時刻はすでに1時前です。
昼過ぎには洞川に降りて昼食の予定だったのですが大幅遅れで、少しお腹も減ってきました。
行動食でしばし大休止です。
上りばかりの道をひたすら走り、青根ヶ峰に着きました。時刻はすでに1時前です。
昼過ぎには洞川に降りて昼食の予定だったのですが大幅遅れで、少しお腹も減ってきました。
行動食でしばし大休止です。
この景色がかなり高度を稼いできたことを示してくれます。
吹いてくる風は、本当に気持ちが良いです。
吹いてくる風は、本当に気持ちが良いです。
このあたりの標高は既に1000m近くになり、気温も下界と比べて6度は低いでしょう。
紀伊山地の峰々が望めるところ、絶景です。
紀伊山地の峰々が望めるところ、絶景です。
本日最高地点あたりです。
とても深い谷、標高の高さを実感できます。
とても深い谷、標高の高さを実感できます。
ここからしばらくは下り、心地よい風を感じながら下っていくと小さな滝がありました。
しぶきを浴びながらタオルを濡らし、顔を洗ってさっぱりです。
しぶきを浴びながらタオルを濡らし、顔を洗ってさっぱりです。
まもなく川上村から登ってきた道と合流し、林道の終点を迎えます。
分岐を右に進み、少し上って大天井滝を過ぎると間もなく天川村との境、五番関トンネルです。
2時半ごろ、五番関トンネルに到着。えらく時間がかかってしまいました。
もうお腹もペコペコ、急いで洞川に下ります。
途中名水百選の「ゴロゴロ水」によって水を補給します。
この水、洞窟から出ているのですが、とても冷たくてペットボトルにはあっという間に水滴が付いていきます。
途中名水百選の「ゴロゴロ水」によって水を補給します。
この水、洞窟から出ているのですが、とても冷たくてペットボトルにはあっという間に水滴が付いていきます。
洞川のまちに降りてきました。
ここは大峯登山の基地となる町で、休みの日に来ると白の修験者衣装を着た登山客でいっぱいです。
今日は、林間学校の中学生がウロウロしています。
私が初めてここを訪れたのも37年前の中学の林間学校でした。
ここは大峯登山の基地となる町で、休みの日に来ると白の修験者衣装を着た登山客でいっぱいです。
今日は、林間学校の中学生がウロウロしています。
私が初めてここを訪れたのも37年前の中学の林間学校でした。
実はこの街、洞川のある天川村は私の渓流釣りのホームグランドで、年に7~8回は訪れていたところです。
ここに来るといつも行くお蕎麦屋さん「清九郎」でようやく遅い昼食となりました。
ここに来るといつも行くお蕎麦屋さん「清九郎」でようやく遅い昼食となりました。
あとは道の駅黒滝まで下るだけです。
時間があれば、ここ洞川から小南峠を越えて黒滝村に戻るつもりだったのですが、さすが4時前では無理。町の入り口で写真を撮って出発します。
時間があれば、ここ洞川から小南峠を越えて黒滝村に戻るつもりだったのですが、さすが4時前では無理。町の入り口で写真を撮って出発します。
川合、新川合トンネル、新笠木トンネルを経て黒滝村に下りました。
ただこの2つのトンネル、2つ合わせると4,000mを越えます。
トンネル内は下りですが、狭い歩道しかなく車道を走らざるを得ません。
恐ろしいことこのうえありません。
5時頃ようやく車をデポした道の駅黒滝に戻ってきました。
走った距離は大したことなかったですが、走った感ありありの一日でした。
ただこの2つのトンネル、2つ合わせると4,000mを越えます。
トンネル内は下りですが、狭い歩道しかなく車道を走らざるを得ません。
恐ろしいことこのうえありません。
5時頃ようやく車をデポした道の駅黒滝に戻ってきました。
走った距離は大したことなかったですが、走った感ありありの一日でした。
走行距離 約60km
所要時間 7時間(休憩、昼食、観光含む)
所要時間 7時間(休憩、昼食、観光含む)